ＪＳＴＬリファレンス：<c:forEach>

繰り返し（ループ）：<c:forEach>

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繰り返し（ループ）処理を記述するには、<c:forEach>タグを使用します。

<c:forEach>タグの属性

属性	必須	説明
var	×	itemから取り出した要素を格納する変数名
items	×	ループする配列、または、コレクション
begin	×	itemsで指定した配列、または、コレクションから最初に取得するインデックス番号。デフォルトはゼロ
end	×	itemsで指定した配列、または、コレクションから最後に取得するインデックス番号。デフォルトは最後のインデックス番号
step	×	1回のループで進めるインデックス番号
varStatus	×	現在のループの状態を表すステータス変数。ステータス変数の子要素からいろいろな情報を参照できる。詳細は下記の表を参照

ステータス変数の一覧

変数	説明
current	var属性で指定した変数に格納されている現在のオブジェクト
index	現在のループのインデックス番号（ゼロから開始したインデックス番号）
count	現在のループのインデックス番号（１から開始したインデックス番号）
first	現在がループの先頭かどうか（true/false）
last	現在がループの最後かどうか（true/false）
begin	begin属性に指定した値
end	end属性に指定した値
step	step属性に指定した値

例１）　requestスコープの変数「data」に格納されたList内のSampleBeanのプロパティ「name」の内容を全て表示する。
　　　　また、ループのインデックス番号も表示する。

<%@ page language="java" contentType="text/html;charset=Windows-31J"%>
<%@ page import="java.util.*" %>
<%@ page import="smp.SampleBean" %>
<%@ taglib prefix="c" uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/core"%>

<%
List list = new ArrayList();
SampleBean bean = new SampleBean();
bean.setName("田中");
list.add(bean);

bean = new SampleBean();
bean.setName("山本");
list.add(bean);

bean = new SampleBean();
bean.setName("鈴木");
list.add(bean);

request.setAttribute("data",list);
%>

<c:forEach var="obj" items="${data}" varStatus="status">
　　名前：<c:out value="${obj.name}"/> 
　　index：<c:out value="${status.index}"/> 
</c:forEach>

</body></html>

実行結果

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例２）　requestスコープの変数「data」に格納されたMap内のキーと値を全て表示する。

<%@ page language="java" contentType="text/html;charset=Windows-31J"%>
<%@ page import="java.util.*" %>
<%@ taglib prefix="c" uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/core"%>

<%
Map map = new HashMap();
map.put("key1","ああ");
map.put("key2","いい");
map.put("key3","うう");

request.setAttribute("data",map);
%>

<c:forEach var="obj" items="${data}" >
　　キー：<c:out value="${obj.key}"/> 
　　値：<c:out value="${obj.value}"/> 
</c:forEach>

</body></html>

　※Mapには、プロパティ「key」と「value」を指定すればアクセスできます。
実効結果

例３）　インデックス番号１からインデックス番号１０になるまでループする。
　　　　ループごとにインデックス番号は、２づつ加算される。
　　　　インデックス番号を表示する。

<%@ page language="java" contentType="text/html;charset=Windows-31J"%>
<%@ taglib prefix="c" uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/core"%>

<c:forEach begin="1" end="10" step="2" varStatus="status">
　index：<c:out value="${status.index}"/> 
</c:forEach>

</body></html>

実行結果

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→複数の条件分岐：<c:choose><c:when><c:otherwise>

→繰り返し（ループ）：<c:forEach>

→文字列を区切り文字で分割する：<c:forTokens>

→ファイルをインポートする：<c:import>

→指定したURLにリダイレクトする：<c:redirect>

→ＵＲＬエンコードする：<c:url>

→例外処理の定義：<c:catch>

→パラメータを指定する：<c:param>

→ＪＳＴＬへ

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ＪＳＴＬリファレンス(逆引き)