Strutsリファレンス(逆引き)

Strutsリファレンス
 
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エラーメッセージにヘッダーとフッターを表示する<html:errors>
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エラーメッセージにヘッダーやフッターを使用するには、メッセージリソースに設定します。

メッセージリソース抜粋

#####入力チェックエラーメッセージ#####
errors.required = {0}は必須入力です。
errors.invalid = {0}を正しく入力してください。

#####入力チェックエラーメッセージ共通#####
errors.header = <B>***入力エラーメッセージ***</B><br>
errors.footer = <B>****************</B><br>
errors.prefix = ●
errors.suffix = <br>

ヘッダーやフッターをエラーメッセージに付けたい場合は、以下のメッセージkeyに固定で指定します。
<html:errors>タグで、エラーメッセージが出力されるタイミングで設定されたメッセージが出力されます。
必要のないメッセージkeyは指定する必要はありません。

errors.header
 : エラーメッセージ出力前に1回出力される。
errors.footer : エラーメッセージが全て出力後に1回出力される。
errors.prefix : 各エラーメッセージの最初に出力される
errors.suffix : 各エラーメッセージの最後に出力される


例1)エラーメッセージを個別に出力する場合に、ヘッダーとフッターの出力制御をしない場合

<%@ page pageEncoding = "Shift_JIS" %>
<%@ page contentType="text/html; charset=Shift_JIS" %>
<%@ taglib uri="/tags/struts-bean" prefix="bean" %>
<%@ taglib uri="/tags/struts-html" prefix="html" %>

<html><body>

<B>★全件エラー表示</B>
<BR><BR>

<!-- 全てのエラーメッセージを表示する -->
<html:errors />

<BR><hr><BR>

<B>★個別エラー表示</B>

<BR><BR>

<!-- プロパティ「userId」のエラーメッセージを表示する-->
IDエラー : <html:errors  property="userId" />
<BR>

<!-- プロパティ「userName」のエラーメッセージを表示する-->
氏名エラー : <html:error property="userName" />

</body></html>


<html:errors>タグでヘッダーとフッターを出力制御しない場合は、以下の画面のように、<html:errors>タグで出力指示をする度に、ヘッダーとフッターが出力されていまいます。

エラーメッセージ表示



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例2)エラーメッセージを個別に出力する場合に、ヘッダーとフッターの出力制御をした場合

<%@ page pageEncoding = "Shift_JIS" %>
<%@ page contentType="text/html; charset=Shift_JIS" %>
<%@ taglib uri="/tags/struts-bean" prefix="bean" %>
<%@ taglib uri="/tags/struts-html" prefix="html" %>

<html><body>

<B>★全件エラー表示</B>
<BR><BR>

<!-- 全てのエラーメッセージを表示する -->
<html:errors />

<BR><hr><BR>

<B>★個別エラー表示</B>

<BR><BR>

<!-- プロパティ「userId」のエラーメッセージを表示する-->
IDエラー : <html:errors  header="false" footer="false" property="userId" />
<BR>

<!-- プロパティ「userName」のエラーメッセージを表示する-->
氏名エラー : <html:error  header="false" footer="false" property="userName" />

</body></html>



IDエラーと氏名エラーで個別に、エラー出力している所は、headder="false"、footer="false"を指定してヘッダーとフッターの出力制御をしています。以下がその画面表示イメージ

エラーメッセージ表示


属性「headde」と「footer」以外にも、属性「prefix」や「suffix」を指定すれば、同様にerrors.prefixとerrors.suffixの出力制御ができます。


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validatorエラーのエラーメッセージの表示<html:errors>
アクションクラスで生成したエラーのエラーメッセージを表示する<html:errors>
エラーメッセージにヘッダーとフッターを表示する<html:errors>
エラーのあった入力フィールドを強調する
同じパラメータ名の入力フィールドを別々に強調する(errorKey)
アクションクラスで生成したメッセージを表示する<html:messages>

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