Strutsリファレンス（errorKey）

同じパラメータ名の入力フィールドを別々に強調する(errorKey)

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validateや、アクションクラスのsaveErrors()メソッドでは、エラーメッセージはrequestスコープにｋｅｙがGlobals.ERROR_KEYで登録されます。

その為、errorStyleなどを使用して入力フィールドを強調する場合、同じＪＳＰの異なるフォームに同じパラメータ名のフィールドが存在すると、両方とも強調されてしまいます。

しかしこの問題は、入力フィールド別に異なるkeyでrequestスコープに登録することにより防ぐことができます。

ＪＳＰでは、入力フィールドに、requestスコープにエラーメッセージを登録するkeyを、errorKey属性で指定します。
ＪＳＰの実装例

<%@ page pageEncoding = "Shift_JIS" %>
<%@ page contentType="text/html; charset=Shift_JIS" %>
<%@ taglib uri="/tags/struts-bean" prefix="bean" %>
<%@ taglib uri="/tags/struts-html" prefix="html" %>

<html><body>

<html:errors />

<html:form action="/error_key_memer_input" >

　　ＩＤ　　<html:text errorKey="memberKey"
　　　　　　　　　　　　 property="userId" size="15" maxlength="15" errorStyle="background-color:red" />
　　 

　　氏名　　<html:text errorKey="memberKey"
　　　　　　　　　　　　 property="userName" size="15" maxlength="15" errorStyle="background-color:red" />
　　 

　　 <html:submit property="submit">送信</html:submit>
</html:form>

<html:form action="/error_key_memer_input" >

　　ＩＤ　　<html:text errorKey="adminKey"
　　　　　　　　　　　 property="userId" size="15" maxlength="15" errorStyle="background-color:red" />
　　 

　　 <html:submit property="submit">送信</html:submit>
</html:form>

</body></html>

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アクションクラスでは、エラーメッセージを、任意のkeyでスコープrequestセッションに登録します。
validateの場合は、アクションフォームのvalidateメソッドで同様に、任意のkeyでスコープrequestセッションに登録します。
アクションクラスの実装例

public ActionForward execute(ActionMapping mapping,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ActionForm form,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　HttpServletRequest request,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　HttpServletResponse response) {

　　 // エラー情報生成
　　ActionMessages errors = new ActionMessages();
　　errors.add("userId", new ActionMessage("errors.required","ユーザーＩＤ"));
　　errors.add("userName", new ActionMessage("errors.invalid","名称"));

　　 //エラー情報をセッションに保存する。
　　request.setAttribute("memberKey", errors);

　　//エラー情報をセッションに保存する。
　　saveErrors(request, errors);

　　return mapping.findForward("success");
}

画面イメージ

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→validatorエラーのエラーメッセージの表示<html:errors>

→アクションクラスで生成したエラーのエラーメッセージを表示する<html:errors>

→エラーメッセージにヘッダーとフッターを表示する<html:errors>

→エラーのあった入力フィールドを強調する

→同じパラメータ名の入力フィールドを別々に強調する(errorKey)

→アクションクラスで生成したメッセージを表示する<html:messages>

→カスタムタグへ

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Strutsリファレンス(逆引き)