JSTLリファレンス(逆引き)

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リソースメッセージを取得する1:<fmt:setBundle><fmt:message>
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リソースメッセージを取得するには、<fmt:setBundle><fmt:message>タグを使用します。

<fmt:setBundle>タグは、指定した、プロパティファイル(.properties)を読み込みResourceBundleオブジェクトを生成します。
<fmt:bundle>タグとの違いは、<fmt:bundle>タグの説明を参照

<fmt:message>タグは、生成されたResourceBundleオブジェクトから、指定したプロパティに対応する値を取得します。

<fmt:setBundle>タグの属性
属性 必須 説明
basename プロパティファイルの名前(拡張子を除いた名前)
var × ResourceBundleオブジェクトを格納する変数名
scope × varで指定した変数を格納するスコープ「page、request、session、application」を指定する。 デフォルトはpageスコープ
※ロケールが「ja」の場合、プロパティファイル「basename指定値_ja.properties」が読み込まれる。
プロパティファイル「basename指定値_ja.properties」が無い場合は、「basename指定値.properties」が読み込まれる

<fmt:message>タグの属性
属性 必須 説明
bundle × ResourceBundleオブジェクトの変数名
key × プロパティファイル内のメッセージキー
var × プロパティから取得した値を格納する変数
scope × varで指定した変数を格納するスコープ「page、request、session、application」を指定する。 デフォルトはpageスコープ


例1) プロパティファイル「application.properties」を読み込み
      メッセージキー「item.id」「item.name」から対応するメッセージを取得する。

<%@ page language="java" contentType="text/html;charset=Windows-31J"%>
<%@ taglib prefix="c" uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/core"%>
<%@ taglib prefix="fmt" uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/fmt"%>

<html><body>

<fmt:setBundle basename="application" var="resource" />

<fmt:message bundle="${resource}" key="item.id"/><br>

<fmt:message bundle="${resource}" key="item.name" var="data" />
<c:out value="${data}" /><br>

</body></html>


application.properties(UTF8変換前)

item.id = ユーザーID
item.name = 氏名

実行結果


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il8nタグの種類
数値データを指定フォーマットで出力する:<fmt:formatNumber>
日付データを指定フォーマットで出力する:<fmt:formatDate>
文字列を数値データに変換する:<fmt:parseNumber>
文字列を日付データに変換する:<fmt:parseDate>
リソースメッセージを取得する1:<fmt:setBundle><fmt:message>
リソースメッセージを取得する2:<fmt:bundle><fmt:message>
リクエストの文字エンコーディングをセットする:<fmt:requestEncording>
ロケールをセットする:<fmt:setLocale>
タイムゾーンを設定する1:<fmt:setTimeZone>
タイムゾーンを設定する2:<fmt:timeZone>

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