Strutsリファレンス(逆引き)

Strutsリファレンス
 
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SSLで通信する(org.apache.struts.action.SecurePlugIn)
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SSLで通信するには、 Struts SSL Switching Extension(以下sslext)を使用します。

sslextは、sourceforgeのサイトから、バージョンごとにアーカイブが用意されていますので、対象バージョンのアーカイブをダウンロードします。

ダウンロードファイルを解凍し、ファイル「sslext.tld」を/WEB-INF配下に、ファイル「sslext.jar」を/WEB-INF/lib配下に配置します。

●プラグインの設定
SSLを使用するには、プラグイン「SecurePlugIn」をstruts-config.xmlに設定します。

 struts-config.xmlの設定

<plug-in className="org.apache.struts.action.SecurePlugIn">
   <set-property property="httpPort" value="8080" />
   <set-property property="httpsPort" value="8443" />
   <set-property property="enable" value="true" />
</plug-in>

property属性「httpPort」のvalue属性には、httpプロトコルのポート番号を指定します。
property属性「httpsPort」のvalue属性には、httpsプロトコルのポート番号を指定します。
property属性「enable」のvalue属性には、trueを指定します。


●RequestProcessorの設定
RequestProcessorは、SSL用のRequestProcessorを下記のいずれかから、struts-config.xmlの<controller>タグに指定します。
  ・org.apache.struts.action.SecureRequestProcessor ・・・・ tilesを使用しない場合のRequestProcessor
  ・org.apache.struts.action.SecureTilesRequestProcessor ・・ tilesを使用する場合のRequestProcessor

 struts-config.xmlの設定

<controller processorClass="org.apache.struts.action.SecureTilesRequestProcessor" />



●アクションマッピングの設定
アクションマッピングクラスは、SSL用クラス「org.apache.struts.config.SecureActionConfig」を設定します。
SSL通信のリクエストには、<set-property>タグのproperty属性「secure」のvalue値に「true」を指定します。

 struts-config.xmlの設定

<action-mappings type="org.apache.struts.config.SecureActionConfig" >

  <action path="/ssl_link_view" forward="/jsp/ssl/link_view.jsp" >
    <set-property property="secure" value="true" />
  </action>

</action-mappings>


●JSPの作成
  JSPの作成とファイル「sslext.tld」の参照設定は、カスタムタグの「SSLで通信する」を参照して下さい。

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アクションの種類
アクション(Action)
フォーム内の複数のボタンからsubmitする(DispatchAction)
フォーム内の複数のボタンからsubmitする(LookupDispatchAction)
複数のメソッドを1つのアクションクラスにまとめる(MappingDispatchAction)
既存のサーブレットをStrutsに組み込む(IncludeAction)
リクエストを転送する(ForwardAction)
リクエストを転送する(Forward属性)
アクションをチェーンさせる
異なるモジュールのアクションを呼び出す(SwitchAction)
デフォルトアクションを定義する(unknown属性)
画面遷移を制御する(TransactionToken)
指定したパラメータをアクションに渡す(parameter)
動的なリクエストパラメータを指定してリダイレクトする(RedirectingActionForward)
共通の遷移先を定義する(global-forward)
SSLで通信する(org.apache.struts.action.SecurePlugIn)
エラーメッセージを保存する(saveErrors())
メッセージを保存する(saveMessages())
ユーザー作成オブジェクトをJSPに受け渡す(request)
アクション間でユーザー作成オブジェクトを受け渡す(session)

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