Strutsリファレンス(逆引き)

Strutsリファレンス
 
Web struts.wasureppoi.com
リクエストを転送する(ForwardAction)
スポンサード リンク

Strutsを利用したアプリケーションでは、リクエストはすべてコントローラを介して処理されます。
しかしながら、ビジネスロジックが不要なリクエストは、何も処理をせずに、リクエストをJSPに転送することになります。
その場合に、ForwardActionクラスを使用してリクエストを転送します。

ForwardActionクラスを使用する方法以外にも、foward属性に指定する方法があります。

両者の違いは、Strutsモジュールを使用した場合に、ForwardActionクラスは、アプリケーション名からの相対パスとして扱われますが、foward属性の場合は、モジュール名が省かれるので注意する必要があります。
 例)モジュール「config1」で遷移先JSP「/jsp/ac/view.jsp」と指定した場合、以下のようになります。
      ForwardActionクラスの場合の遷移先 : 「/WEBアプリケーション名/config1/jsp/ac/view.jsp」
      forward属性を指定した場合の遷移先 : 「/WEBアプリケーション名/jsp/ac/view.jsp」

アクションマッピング

<action-mappings>

   <action path="/data_view"
        type="org.apache.struts.actions.ForwardAction"
        parameter="/jsp/ac/data_view.jsp">
   </action>

</action-mappings>


属性「type」には、アクションクラス「org.apache.struts.actions.ForwardAction」を固定で指定する
属性「parameter」に転送先の遷移先のJSPを指定する

スポンサード リンク

アクションの種類
アクション(Action)
フォーム内の複数のボタンからsubmitする(DispatchAction)
フォーム内の複数のボタンからsubmitする(LookupDispatchAction)
複数のメソッドを1つのアクションクラスにまとめる(MappingDispatchAction)
既存のサーブレットをStrutsに組み込む(IncludeAction)
リクエストを転送する(ForwardAction)
リクエストを転送する(Forward属性)
アクションをチェーンさせる
異なるモジュールのアクションを呼び出す(SwitchAction)
デフォルトアクションを定義する(unknown属性)
画面遷移を制御する(TransactionToken)
指定したパラメータをアクションに渡す(parameter)
動的なリクエストパラメータを指定してリダイレクトする(RedirectingActionForward)
共通の遷移先を定義する(global-forward)
SSLで通信する(org.apache.struts.action.SecurePlugIn)
エラーメッセージを保存する(saveErrors())
メッセージを保存する(saveMessages())
ユーザー作成オブジェクトをJSPに受け渡す(request)
アクション間でユーザー作成オブジェクトを受け渡す(session)

アクションへ
忘れっぽいエンジニアのJakarta Strutsリファレンス TOPへ