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java.util.loggingでログ出力 |
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java.util.loggingは、JDK1.4で導入されたロギングAPIです。
java.util.loggingのログ出力レベルとcommons-loggingのログ出力レベルの対応は以下のようになります。
commons |
java.util.logger |
fatal |
SEVERE |
error |
SEREVE |
warn |
WARNING |
info |
INFO、CONFIG |
debug |
FINE、FINER |
trace |
FINEST |
ログ出力レベルは、プロパティ「level」に設定します。
設定方法は、以下のようにドットから始まる場合、全体に対して定義が適用されます。
以下のように、ロガー名を指定した場合(ロガー名.level)、指定したロガーに対して適用されます。
sample.pg.Logging.level=INFO
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ロガー名は、メソッド「LogFactory.getLog(ロガー名)」の引数で指定した名称になります。
また、ロガー名に「sample.pg.level」と指定した場合、sample.pgパッケージ配下全てに指定することになります。
java.util.loggingの設定は、プロパティファイル「logging.properties」に設定します。
デフォルトのプロパティファイルは、[JAVA_HOME]\jre\lib\logging.properties に格納されています。
出力先の設定
設定内容 |
概要 |
java.util.logging.ConsoleHandler |
標準エラーに出力します |
java.util.logging.FileHandler |
ファイルに出力します |
java.util.logging.MemoryHandler |
メモリバッファに格納します |
java.util.logging.SocketHandler |
ソケットに出力します |
出力先は、プロパティ「handlers」に設定しますが、複数ある場合は、カンマで区切って指定します。
設定例
handlers= java.util.logging.ConsoleHandler |
複数指定した場合の設定例
handlers= java.util.logging.FileHandler, java.util.logging.ConsoleHandler |
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