Strutsリファレンス<bean:write>

Beanのプロパティを出力する<bean:write>

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Beanのプロパティを出力するには、<bean:write>タグを使用します。
<bean:write>タグは、プロパティの出力時にHTMLエンコード処理を実行して、HTML特殊文字をエスケープさせます。

エスケープ文字一覧

ＨＴＭＬ特殊文字	エスケープ後
<	<
>	>
"	&
&	"
\	'

<html:write>タグの主要属性

属性	概要
name	出力対象のBeanの名前を指定します。
property	出力対象のBeanのプロパティを指定します。
scope	name属性で指定した出力対象のオブジェクトをBeanが格納されているセッションのスコープを指定します。省略時はpage、request、session、applicationの順で検索されます。
filter	trueの場合は、エスケープされた状態で出力されます。省略時はtrueです。
format	出力するフォーマットを指定します。※１
formatKey	出力するフォーマットを記述したメッセージリソースのメッセージkeyを指定します。※1
ignore	falseの場合は、Beanが出力対象のBeanがセッションに無くても無視する。 trueの場合で、セッションにBeanがない場合は、例外がスローされる。省略時はtrueです。

　　 ※１　実装例は、数値フォーマットの実装例と日付フォーマットの実装例をそれぞれ参照して下さい。

JSP使用例

<%@ page pageEncoding = "Shift_JIS" %>
<%@ page contentType="text/html; charset=Shift_JIS" %>
<%@ taglib uri="/tags/struts-bean" prefix="bean" %>

<bean:write name="usrdata" property="userId" /> <br>

<bean:write name="usrdata" property="userName" /> <br>

<bean:write name="stringData" /> <br>

</body></html>

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アクションクラスでBeanをセッションに格納

　　 public ActionForward execute(ActionMapping mapping,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ActionForm form,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　HttpServletRequest request,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　HttpServletResponse response) {

　　　　// Beanをセッションに設定
　　　　UserData data = new UserData();
　　　　data.setUserId("id01");
　　　　data.setUserName("name01");
　　　　request.setAttribute("usrdata", data);
　
　　　　// Stringデータをセッションに設定
　　　　request.setAttribute("stringData", "ABCDEFG");

　　　　return mapping.findForward("success");
　　}
}

ーーーーーーーーーー　UserData　ーーーーーーーーーーーーー
package sample.bean;

public class UserData {
　　private String userId;
　　private String userName;

　　public String getUserId() {
　　　　return userId;
　　}
　　public void setUserId(String userId) {
　　　　this.userId = userId;
　　}
　　public String getUserName() {
　　　　return userName;
　　}
　　public void setUserName(String userName) {
　　　　this.userName = userName;
　　}
}

画面イメージ

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→beanタグの種類

→クッキーを取得する<bean:cookie>

→httpヘッダーと取得する<bean:header>

→Beanを変数で定義する<bean:define>

→リクエストパラメータを取得する<bean:parameter>

→他のJSPページを読み込む<bean:include>

→メッセージを出力する<bean:message>

→指定文字列を置換したメッセージを出力する<bean:message>

→メッセージに指定した文字列を代入する<bean:messages>

→Beanのプロパティを出力する<bean:write>

→配列、コレクション、ネストしたのプロパティを出力する<bean:write>

→数値フォーマットを指定してプロパティを出力する<bean:write>

→日付フォーマットを指定してプロパティを出力する<bean:write>

→カスタムタグへ

→忘れっぽいエンジニアのJakarta Strutsリファレンス　ＴＯＰへ

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