Strutsリファレンス<html:cancel>

キャンセルボタンを表示する<html:cancel>

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キャンセルボタンを表示するには、<html:cancel>タグを使用します。
キャンセルボタン押下すると、アクション実行時に、validatorは実行されません。
アクションクラス内には、キャンセルボタン押下処理を実装できます。

<html:cancel>タグの主要属性

属性	概要
property	指定すると、キャンセルボタンの特性が無効になるので指定はしません。
value	ボタンに表示する文字列を指定します

ＪＳＰ使用例

<%@ page pageEncoding = "Shift_JIS" %>
<%@ page contentType="text/html; charset=Shift_JIS" %>
<%@ taglib uri="/tags/struts-html" prefix="html" %>

<html><body>

<html:errors/>

<html:form action="cancel_view" >

<html:text property="stringData" size="15" maxlength="15" />

<html:submit property="submit" value="送信" />
<html:cancel value="キャンセル" />

</html:form>

</body></html>

HTMLソース＆画面イメージ

</form>

</body></html>

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アクションクラスのキャンセルボタン押下処理

　　public ActionForward execute(ActionMapping mapping,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ActionForm form,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　HttpServletRequest request,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　HttpServletResponse response) {

　　　　if ( this.isCancelled(request) ) {
　　　　　　// キャンセルボタン押下時の処理
　　　　　　System.out.println("キャンセルボタンが押されました！！");
　　　　} else {
　　　　　　System.out.println("送信ボタンが押されました！！");
　　　　}

　　　　return mapping.findForward("success");
　　}

isCancelledメソッドを使用すると、キャンセルボタン押下時の処理を実装できます。

アクションマッピング
Struts1.2.9から、セキュリティホールの対策として、<set-property>タグの指定が追加されました。
1.2.8以前は、このセキュリティホールの為に、ＳＱＬインジェクションの危険性があるので、全てのアクションクラスで対策をする必要があります。

<action-mappings>

　　<action path="/cancel_view"
　　　　　　　type="sample.html.CancelAction"
　　　　　　　name="CancelForm"
　　　　　　　validate="true"
　　　　　　　scope="session"
　　　　　　　input="/jsp/html/cancel.jsp">
　　　　　　　<set-property property="cancellable" value="true"/>
　　　　　　　<forward
　　　　　　　　　name="success"
　　　　　　　　　path="/jsp/html/cancel_view.jsp" />
　　 </action>

</action-mappings>

キャンセルボタン使用時は、<set-property>タグで上記例のように指定する。
指定してない場合は、Strutsから例外がthrowされてエラーとなります。

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→サブミットボタンを表示する<html:submit>

→リセットボタンを表示する<html:reset>

→キャンセルボタンを表示する<html:cancel>

→ボタンを表示する<html:button>

→画像付きのsubmitボタンを表示する<html:image>

→リンクを表示する<html:link>

→リンクのパラメータを動的に生成する<html:link>

→リンクのURLの書き換える<htm:lrewrite>

→画像を表示する<html:img>

→フレームを表示する<html:frame>

→ファイルをアップロードする<html:file>

→カスタムタグへ

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Strutsリファレンス(逆引き)