Strutsリファレンス（validatorのエラーメッセージ）

validatorのエラーメッセージに可変文字列を埋め込む

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例１　<argn>タグのkey属性にメッセージkeyを指定している場合のエラーメッセージ

validation.xmlの定義

<form-validation>
　　<formset>

　　　　<form name="RequiredForm">
　　　　　　<field property="stringData" depends="required">
　　　　　　　　<arg0 key="item.id"/>
　　　　　　</field>　
　　　　</form>

　　</formset>
</form-validation>

<argn>タグn の数値は、validator-rules.xmlのルールのエラーメッセージ文字列の{n} に対応し、置き換えられます。nは0～3まで指定可能です。
key属性には、メッセージkey、または、メッセージが直接指定されます。上記例ではメッセージkeyが指定されているのでメッセージリソース（application.properties）に登録してあるメッセージが使用されます。
　　
validator-rules.xml

<form-validation>
　　<global>

　　　　 <validator name="required"
　　　　　　　　　　　classname="org.apache.struts.validator.FieldChecks"
　　　　　　　　　　　method="validateRequired"
　　　　　　　　　　　methodParams="java.lang.Object,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　org.apache.commons.validator.ValidatorAction,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　org.apache.commons.validator.Field,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　org.apache.struts.action.ActionMessages,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　org.apache.commons.validator.Validator,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　javax.servlet.http.HttpServletRequest"
　　　　　　　　　　　msg="errors.required"/>

ーーーーーーーー途中省略ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

　　</global>
</form-validation>

msg属性にメッセージkeyが指定されています。
　　
メッセージリソース（application.properties）を抜粋

#####入力項目名#####
item.id = ユーザーＩＤ

#####入力チェックエラーメッセージ#####
errors.required = {0}は必須入力です。

上記の例１の、validation.xmlの入力チェックエラーメッセージは「ユーザーＩＤは必須入力です」となります。
この例では、メッセージ中の文字列の”{0}”はメッセージリソースの登録メッセージ”ユーザーＩＤ”に置き換えられています。

例２　<argn>タグのkey属性にメッセージを直接指定している場合のエラーメッセージ
validation.xmlの定義

<form-validation>
　　<formset>

　　　　<form name="RequiredForm">
　　　　　　<field property="stringData" depends="required">
　　　　　　　　<arg0 key="ユーザーＩＤ" resource="false" />
　　　　　　</field>　
　　　　</form>

　　</formset>
</form-validation>

例２の、validation.xmlの入力チェックエラーメッセージは、例１と同様に「ユーザーＩＤは必須入力です」となります。
この例では、メッセージ中の文字列の”{0}”はkey属性で指定のメッセージ”ユーザーＩＤ”に置き換えられています。
key属性に直接メッセージを指定する場合は、resource="false"と指定すれば、メッセージリソースを検索せずに指定したメッセージを直接置き換えてくれます。

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→validatorの定義(validate.xml)

→validatorを使用するフォーム定義とアクション定義

→validatorエラーメッセージの画面表示

→validatorのエラーメッセージに<argn>タグで可変長文字列を埋め込む

→validatorのエラーメッセージに<var>タグ指定の文字列を埋め込む

→validatorのエラーメッセージを別のメッセージに変更する

→アクションフォームへ

→忘れっぽいエンジニアのJakarta Strutsリファレンス　ＴＯＰへ

Strutsリファレンス(逆引き)